知らないと危ない地震対策セミナー@宇都宮

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知らないと危ない地震対策セミナー

知らないと危ない地震対策セミナー

地震のメカニズムと、どのように建物に影響を及ぼすかを知る

 

大きな地震がくると、最初は地鳴りのような音とともに「カタカタ」と小さく揺れ、
そのあとに「グラグラッ」と大きな揺れが起こります。

この最初の「カタカタ」がP波と呼ばれ、「グラグラッ」がS波と呼ばれています。

 

P波

エネルギーの大きさ:小さい

伝わる速度:早い

伝わる場所:固体・液体・気体

 

S波

エネルギーの大きさ:大きい

伝わる速度:遅い

伝わる場所:固体のみ

 

 

要約すると上記のようになります。

つまり、危険なのはエネルギーが大きく、固体のみに伝わるS波です。

 

現在、地震に最も有効とされている「免震」

一般的な免震の方法は、積層ゴムと呼ばれる免震装置を建物と基礎の間にかませるもの。

このゴムがグニャグニャすることにより、地震のエネルギーを建物に伝えにくくします。

筒状の中身もゴム=固体なので、当然S波の影響を受けます。

2016年4月に発生した熊本地震。

短期間のあいだに震度7が2回、6強が2回、6弱が3回発生しました。

そして、積層ゴムが壊れました。

分かりやすく「壊れた」と書きましたが、実際はグニャリと曲がったまま真っ直ぐに立たなくなりました。

どの段階の地震で曲がりっぱなしになったかは分かりませんが、地震後の調査による写真が弊社に報告されました。

(諸事情により公開はできませんが、弊社にご来社いただくとご覧いただけます。)

※ちなみに、私たちが4年間毎月炊き出しを行っていた東日本震災では、津波による影響が大きく、正確なデータはありません。

 

では、国が定める耐震等級はどうなのか

よくご質問をいただくのが、
「この家の耐震性(耐震等級)はどうなっていますか?」というもの。

無添加計画では自然素材に特化した家づくりをすすめており、合板を使用しないので、国の定める等級にはあてはまりません。

しかし、設計上、合板を除いた部分では耐震等級3をクリアする構造計算を実施しています。

 

耐震等級とは

建築基準法の範囲内を等級1、建築基準法の1.25倍の強さを等級2、建築基準法の1.5倍の強さを等級3として、3段階の等級に分けたもの。

そして、「極めて稀に(数百年に一度程度)発生する地震による力に対して倒壊、崩壊等しない程度」とあります。

つまり、数百年に一度の地震が1回だけ起きた場合、ということ。

熊本地震のように6弱以上が7回も起こることは想定していません。

事実、熊本地震では2回目の震度7の地震で多くの建物が倒壊、損壊しました。

耐震等級2や3の強度を持つ建物も、2回目以降の地震で損壊しています。

 

一度目の地震で倒壊しなければ、それでいいのか?

一度目の地震で倒壊しなければ、逃げることはでき、命が助かる確率は高くなります。

しかし、TV報道でも何度か目にしましたが、熊本地震で避難所に退避された方は皆、
「倒壊はしていないけど、いつ崩れるか分からないから家に帰れない。」
というような話しをされていました。

つまり、地震が収まっても、もう住めないのです。

 

入っててよかった?地震保険

結論から言うと、地震保険に加入していても、全壊した建物と同じものが建替えられるほどの金額は受け取れません。

そもそも地震保険とは、建替えの費用ではなく、当面の生活に困らないようにするための保険です。

契約内容にもよりますが、最高レベルである全壊の認定を受けたとしても大体新築時の半額程度です。

半壊の認定だと、そのまた半額程度となります。

つまり、同じ建物を建替えようと思ったら、相当な額の費用を自己負担する必要があるのです。

例えば、3,000万円で建物を新築したとします。

この場合の保険金額のMAXは、全壊で1,500万円支払われる地震保険となります。

全壊で3,000万円支払われる地震保険は存在しません。

つまり、全壊したとしても1,500万円しか支払われないので、同じ建物を建替えようとした場合、残りの1,500万円は自己負担となります。半壊認定の場合は地震保険で750万円支払われるので、自己負担は2,250万円にもなります。

さらに全壊した家の住宅ローンの残債があったら・・・

 

免震装置をつけても、連発地震に耐えられない。

耐震等級2や3の2や3の建物を建てても、連発地震では損壊する可能性が高い。

地震保険に加入していても、十分な保険金は支払われない。

今回のセミナーで本当に必要な地震対策の方法をお教えします。

 

 

■当日のスケジュール

【第一部】13:30~14:30
・知らないと危ない地震対策セミナー

【第二部】14:40~15:40
・現代の日本の家は危ない!シックハウスの恐怖と対策法

【質疑応答など】15:40~16:00

 

名称
知らないと危ない地震対策セミナー
開催日
2018/12/22(土)
時間
13:30~16:00 (受付開始13:20)
参加費
無料
定員数
3組様
開催場所
無添加計画 宇都宮OFFICE (栃木県宇都宮市滝の原2-5-29)